週に1冊だけでいいから本を読もうと思ったのが数週間前。
せっかく読むならアウトプットも兼ねてブログに書こうと思う。
今週読んだ1冊は『「めんどくさい」が消える脳の使い方』という本。
この本を選んだ理由は、外出が面倒くさいと感じることが多くなったなと感じたから。
いや、自分の面倒くさがりは子供の頃からなので今に始まったことじゃないんだけど、それがエスカレートしている気がするので、さすがにちょっと手を打たなきゃなーと。
この本の著者は作業療法士として医療現場で働く人で、作業療法士とは「人間が行うあらゆる作業をうまくやるための戦略を立てる」ことの専門家らしい。
この本の中で一番気になったフレーズがこれ。
確かに、面倒なことを後回しにした後にしていることって、だいたい同じな気がする。
オレの場合、やるべきこと・やりたいことは色々あるのにどれから手をつけていいか分からなくなって、結局何もしないということがよくある。
で、そういうときは家の中をウロウロしたり、SNSを頻繁にチェックしたり、今は関係のない気になっていたことを調べ始めたりして、気がつくと数時間が過ぎている。。
この一度組み込まれた行動パターンを変えることは簡単ではないけど、できないわけじゃない。
その方法の1つが、「めんどくさい」と感じたときにとる行動の前に、少しだけでいいから「やるべきこと」に手をつけること。
例えば、ご飯を食べた後の片づけが面倒な場合、「ちょっと休憩してからにしよう」とソファーに座る前に、皿の一枚でもいいから洗い場に持っていく、みたいなこと。
そうやって脳に新しい行動パターンを覚えさせていくことで「めんどくさい」がなくなっていく。
その他にも仕事や家事・人間関係など、いろいろなケースでの具体的な対処も書かれているから、「めんどくさい」をなんとかしたい人にはおすすめできる1冊だった。